2008年8月 1日 (金)

スペインの音楽

今年秋の演奏会に参加することになり、アルベニスを練習しています。

スペイン音楽といえば、モンポウのピアノ曲をちょっとだけかじったことがあるし、スペインを題材にしたドビュッシーやラヴェルの曲なども弾いたことがあります。が、今回はかなり真剣に取り組まなければならず、、アルベニスやその音楽の歴史を理解するところから始めたりしています。

アルベニスについての解説をつらつら読んでいると、スペインの様々な歌や踊りの形式が出てきます。コプラ(copla)とかサパテアード(zapateado)とか。単語を見ただけでは当然わからないわけですが、そこはYouTubeが大変役立ちます。

コプラというのはどうやら詩吟のような歌みたいです。いろいろ聴いてみたのですが、特に印象に残ったのがこれ。圧倒的な歌唱に、聴衆がどんどん引き込まれていくのが目に見えるようです。


2008年7月 1日 (火)

ラヴェル 『マ・メール・ロワ』(連弾)

第1曲「眠りの森の美女のパヴァーヌ」

第2曲「一寸法師」

第3曲「パゴダの女王レドロネット」

第4曲「美女と野獣の対話」

第5曲「妖精の国」

演奏会(1995/03)でのライブ演奏です。

大学4年最後の卒業演奏会での録音です。この連弾をやるきっかけになったのは確かその前年の秋、サークル仲間と箱根旅行に行ったときに「何か連弾をやろう」とどちらかが言い出したのだと思います。子供向けの、小さな曲で構成される組曲ですが、大人が弾いてもとても楽しいものでした。

二人ともやせっぽちで「吹けば飛びそうなコンビ」とからかわれたりもしましたが(笑)、当の二人は至って真面目に取り組んでいました。この本番の録音はなんだか力が入りすぎているような気もしますが…。

レッスン日記3 (2008/06/20)

またまた間が空いてしまい、3ヶ月ぶりにレッスンを受けてきました。

あんまり上達してないけど、ずるずるブランクを空けるのもどうかと思い、おそるおそる先生宅の門をたたきました(金曜の午前中…)。というわけで、性懲りもなくバッハ平均律と、ラヴェル「クープランの墓」プレリュード。

平均律(ハ長調)は、アナリーゼをした成果があったようで(というかWebサイトで解説を読んだだけだけど)、構成的には良くなってきたそう。アナリーゼの結果を自分の表現にどう反映するか、かなり手こずって自信がなかったのですが、練習の方向性としてはいい、と言ってもらえました。まだまだ精進の日々。。

ラヴェルのほうは、時間切れで方針が見えないままレッスンに持って行っちゃいました。まあ、先生にはバレバレ。だいぶ音楽的になってきた、とフォローは頂いたものの、前回ああ指摘したのは具体的にはこういうことなのよ、と答えを解説してもらい。。あまりに弾けないので、こっちからおしゃべりしてゴマかす術をこのとき覚えましたw

先生は、あくまで「こういう視点が欠けているので、それを反映するとどうなるかを考えてきてほしい」というような感じで教えてくれます(普通はそれが当たり前かも)。自分で考えないといけないので大変だけど、考えたことは評価してくれるハッピーなレッスンでした。

2008年6月30日 (月)

8才児が弾く後期ノクターン

まだ体が小さくて、椅子に座ったのではペダルに足が届かないような男の子が、ショパンの後期ノクターン(Op.55-1)を弾いています^^ とても堂々としたものです。

8才にしてこの豊かな表現力。正直、ちょっとやりすぎ?に聴こえる部分もあったりしますが、実にのびのびと自分の世界を表現しているよう。

もし先生に習っているのなら、子供の個性にとても寛容で素晴らしいと思います。技術的にもっと正確に弾きましょう、とか、普通はそういう風に弾きません、とか言わないのでしょう。

2008年6月20日 (金)

レッスン日記2 (2008/03/21)

前回のレッスンはとても楽しかったんですが、怠け症ですっかりお留守になってしまい…。というわけで1年以上ぶりにレッスンに行ってきました。先生宅の位置も忘れ気味。。

今回の曲目は、バッハ平均律第1巻No.1(前回ちょっとだけ見てもらった)と、ラヴェル『クープランの墓』の前奏曲。前回丹念に見てもらったフォーレの夜想曲No.6はほったらかしで、新しい曲(ラヴェル)を持って行っちゃったのに、特に嫌がられずにレッスンして下さいました(と思う)。

全体的なコメントとして、どういう曲想をイメージするか考えることが大事、ということでした。技術的なことと同時に、あるいはそれよりも前に曲想のイメージが必要とのこと。バッハもラヴェルもいろいろ語って下さったのですが、いろんなイメージを朗々と語る先生はとても楽しそう。

とにかく、あんまりきっちり弾こうとせず、まずはイメージを膨らませて立体的に音楽を捉えてみましょう、と。ラヴェルの前奏曲は練習し甲斐のある曲で、今日はそのスタートラインに立てたのではないか、と言ってもらえました。(あなたにこの曲は無理、とは言われませんでしたw。)

前回フォーレを見てもらったときに通じるコメントもあり。特に技術的に自信のないところでついやっちゃうハイフィンガー奏法をいい加減どうにかしないといけなさそうです。

先生の家庭環境が変わり、4月からレッスンが楽になるとのこと。門下の発表会にもいかが、と誘ってもらえました。怠け者のくせに新しい曲をばんばん持ってくる嫌な生徒、とか思われてなくてよかったw

(某SNSサイトの日記から転載・加筆 2008/03/21)

2008年6月18日 (水)

フォーレ 夜想曲第6番 Op.63

演奏会(2007/01)でのライブ演奏です。

この曲も練習を始めてかれこれ10年以上になります。その間、何度か人前で弾いたり、地方のコンクールで弾いたりしましたが、一度レッスンを受けて臨んだのがこの演奏。

夜想曲とはいえ、8分以上かかる時間的にも内容的にも大規模な曲です。今の自分としては、この程度の規模が限界のような気がしています。実際、この演奏の数ヶ月前に一度弾く機会があり、この第6番と第7番を連続して弾いたのですが、集中力が持たず部分的に弾きなおす結果に。。

ここに挙げた演奏もぎりぎりな感じでしたが、なんとか弾きなおず踏ん張ることができました。

2008年6月16日 (月)

パスカル・ロジェのバッハ平均律

今まで、バッハはほとんど練習したことがありませんでした。

でも普段フォーレなんかを練習していて、ポリフォニーをちゃんと理解して弾けるようになりたいと思い、バッハも練習してみようと思うようになり。

色々CDを聴いてみるのですが、自分の耳にしっくりくる曲・演奏がイマイチ見当たらず。普段弾くことの多いフランスものとは全然違う音楽だし、そもそもバッハにそんなに詳しくないし、仕方ないかなーと思っていたところ、YouTubeでパスカル・ロジェの平均律を見つけビビッときました(笑)。

前奏曲では、まどろむようなつぶやくような旋律と、ちょっとお茶目な感じの和声進行が気に入っています。フーガも、主題のほのぼのした感じが何ともいえません。音量が小さいのでご注意を↓

この第1巻ロ長調って、一般的にはそんなに目立たない存在のようで。例えばどっしりした構成美が好きな人にとっては、ふらふらした散漫な曲に聴こえるのかもしれません。こんな曲に目をつけるなんて、よっぽどバッハをわかってないのかと落胆していたところ、矢代秋雄氏がこの曲が大好きだとのこと(ムジカノーヴァ叢書『バッハ平均律の研究 (1)』)。ちょっと自身を取り戻しました(笑)

レッスン日記1 (2006/11/20)

ピアノレッスンを受けてきました。ピアノは5,6歳の頃、お稽古ごとで習っていただけなので、物心ついてからのレッスンは初めて。

ピアノデュオのリサイタルを開くような人を教え、ご自身もピアノデュオコンクール受賞歴のあるような先生なので、気難しくて厳しい人だったらどうしよう、と心配していたのですが、全然そんなことはなく、フレンドリーで優しい先生でした。

レッスンでは、以下の3曲を見てもらいました。(我ながら盛り沢山。。)
・フォーレ:夜想曲 第6番(変ニ長調)
・ショパン:夜想曲 第1番(変ロ短調)
・バッハ:平均律第1巻 第1番(ハ長調)

レッスン中はいっぱいいっぱいで、先生が何言ったか全部正確には覚えてませんが、全体的には「いろんなアイディアをお持ちのようで、それが音色などにも表れていて良い」というようなことでした(たしか)。ほっ。

細部を見るといろいろあって、

■フォーレ
・旋律と内声(や伴奏)がクロスリズムになっているところで、リズムが崩れる傾向がある
・中間部(16分音符の連続でテンポも速い部分)は頑張って弾きすぎ。もっと軽やかに(←すごいムズいんですけど。。)

■ショパン
・フォーレに比べると問題は少ない(笑)
・左手の伴奏形にむらがある(フォーレと同様の理由)
・旋律の歌い方は基本的には良い

■バッハ
・プレリュードは(音色が)ちょっと硬い印象だが、チェンバロを意識したと考えれば、ありかも?
・フーガは、4声の音色を弾き分けて(←これもすごいムズい。。)

などなど。ここに書ききれないほど色んな指摘を受けましたが、基本的には自分の意向をすごく尊重してくれて、「この部分はこういう風に弾きたいのね?じゃ、ここはこうしてみればどうかしら」みたいな感じで、すごく柔軟で建設的な指導が嬉しかったです。

予約時は1時間くらいのレッスンだろうと思っていたのに、いざ終わってみると2時間(!)。あとに別の生徒さんを待たせていたようだし、大丈夫だったかちょっと心配。あと、謝礼を包む封筒が古くて、郵便番号が5ケタになってたんだけど、これも大丈夫なのか(笑)

(某SNSサイトの日記から転載・加筆 2006/11/20)

ラヴェル 『クープランの墓』 より 前奏曲

演奏会(2008/01)でのライブ演奏です。

この曲を練習し始めたのは確か8年前で、それ以来何度か人前で弾いたりしている、思い入れのある曲。でも、聴いた印象とはうらはらに技術的にも音楽的にも難しく、なかなか納得のいく演奏ができません。

最近受け始めたレッスンでこの曲を先生に見てもらっているところです。(この録音はレッスン受講前。)標題音楽ではないにせよ、具体的な心象イメージが大切とのこと。高原を馬が駆け巡るような情景をイメージしてみるのですが、なかなか…。

8年目にして初めて見てもらって、「ようやくこの曲を練習するスタートラインに立てた」とのコメントを頂きました。この曲との付き合いはまだまだ続きそうです。

2008年6月15日 (日)

ショパン 夜想曲 第1番 Op.9-1

演奏会(2004/04)でのライブ演奏です。

「真面目すぎる演奏。もっとアゴーギク(テンポやリズムの微妙な変化)をつけたほうが良いのでは」というコメントも頂いたのですが、それは自分で意図的にそうしたのかもしれません。ラヴェルやフォーレを普段好んで弾いているので、楽譜で指示のされていないアゴーギクをつけるのに慎重すぎたかも。

確かに、ショパンの夜想曲は演奏者の自由に任されている部分も多いですが、独りよがりでない説得力のあるアゴーギクというのは至難の業ですね。

とはいえ、楽譜にない強弱記号やフレージングを敢えて敢えて選んだところもあるのです。目立たないですが。

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